一般的なリサイクルショップとは古物商（※）の一種であり、基本的にお客様から不要になった中古品や未使用品などの買取・引取・販売をします。

取扱品目も多く（お店によって異なりますが）冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電・家具・古着・ノーブランドの食器から、ブランド品や貴金属まで多岐に渡ります。

店内では販売スペースもあるため、処分目的や中古品の購入などに利用する方も多いのではないでしょうか。

だいたいのものは買取（引取）可能という点が大きなメリットとして挙げられます。

衣料品はファストファッションブランドも扱っており、他にも壊れた楽器、趣味の品物などもあります。不要になった品物の買取（処分）の場合はリサイクルショップを利用するとよいでしょう。

日本で定着している呼び名「リサイクルショップ」は、「リサイクル（recycle：再生利用する）」と「ショップ（お店）」を合わせたものであり、これは和製英語です。英語圏では”second-hand store”や”second-hand shop”と呼ばれるのが一般的です。

近年TVの報道やネット、ニュースなどでSDGsがよく話題となっています。「リユース」や「リサイクル」という言葉もよく耳にしますが、「リユース」とは不要になった物のうち、可能なものはそのまま利用・または修繕して使用したり、他の製品の一部として利用することをいいます。一方「リサイクル」とは、不要になった物をそのまま捨てずに資源・素材として利用することをいいます。「リユース」と「リサイクル」という言葉を分けて認識できるようになるとよいですね。

※古物商とは：古物営業法により営業する管轄の都道府県公安委員会の許可を受け、古物を売買・交換する業者や個人のこと。

一般的な買取専門店は、主に宝石や貴金属・ブランド品などをメインとしてお客様がお持ちになられた品物を査定・買取します。

買取品の種類やブランドが専門的であるため、商品知識も豊富である傾向にあります。

貴金属やジュエリー、宝石を査定する為の専門機材などに関しても、多くの種類を揃え環境が整っているお店が多いです。

衣料品も取り扱っているお店もありますが、どのようなブランドでもよいのではなく、いわゆる「ブランド」といったようなものを対象としていることが多いです。

ブランド品や貴金属などは市場価値が上下するものであり、買取専門店は様々なバイヤーや業者とも連携しその時の適切価格を導き出すことを得意としています。また数多くの販路を持っている店舗もあり、その分買取価格が高くなる傾向にあります。

【リサイクルショップ】

不要になったものや処分したい生活用品などはリサイクルショップへ持ち込むのがよいでしょう。

店舗により取扱品目は異なり値段のつかないものもあるかもしれませんが、「不要品だしせっかくお店に持ってきたのだから持ち帰りたくない」「自分で捨てるのは忍びない…」というような品物はおすすめです。

高級ブランド品やジュエリー、貴金属などの買取をお願いした場合、買取専門店と比較すると安い査定額ということもあるため、なるべく高く売却したいという方は品物によってお店を使い分けることをおすすめします。

【買取専門店】

買取品目を専門的に扱っている分、商品知識も豊富です。

宝石や高級ジュエリー、高級時計、ブランド品などは買取専門店での査定がおすすめです。

（お店にもよりますが）それぞれの品物の価値をしっかり見定めて査定金額を出します。ブランド品の場合、仮に昔の品やダメージの見られる物であっても、その時の相場により予想外の高額査定を望めるかもしれません。

買取に出すお客様も、知識の豊富な店員が査定するということにより、安心してお願いすることができるのではないでしょうか。

ノーブランドの品物や日用品などは買取対象外となってしまうかもしれませんが、宝石やブランド品、高級時計などは一般的なリサイクルショップと比べると高額査定となる傾向にあります。