金の買取は慎重に!高く売るコツと注意点を徹底解説!

守りの資産として古くから人気を集めている金。

近年では、世界情勢の変動により、金の価格が上昇傾向にあります。

この記事を見ている方の中には、

「そろそろ金を売却したい」

そう考えている方もいるでしょう。

そこで今回は、金をできるだけ高く売るコツと注意点について、詳しく解説していきます。

 

 

目次

 

 

1. 金の買取相場の変動要因は?

 

 

2. 金の買取業者を選定するポイント7選

 

 2-1 金・貴金属に詳しい鑑定士・査定士の在籍

 2-2 見積もり・査定してもらう手数料がかかるかどうか

 2-3 信頼できる業者なのか

 2-4 金相場に沿った査定かどうか

 2-5 スタッフのサポート内容が充実しているかどうか

 2-6 必要な書面を作成してくれるか

 2-7 ネットの口コミは良好か

 

 

3. 売却できる金の特徴は?

 

 3-1 インゴット

 3-2 K24

 3-3 K18

 3-4 K14

 3-5 K10以下

 

 

4. 売れない金があるって本当?

 

 4- 1 危険者に使用される金

 4- 2 お金

 4- 3 工業製品

 

 

5. 金をできるだけ高く買取してもらうには?

 

 5-1 相場をチェックする

 5-2 信頼できる業者を探す

 5-3 刻印の有無を調べる

 5-4 付属品の持参は必須

 5-5 他の金や貴金属があればまとめて査定してもらう

 

 

6. 金を売却する際の流れ

 

 

7. 金を売る際に必要なもの

 

 7-1 身分証明書

 7-2 登録事項証明書および印鑑登録証明書

 7-3 親権者の同意書

 

 

8. まとめ

 

 


1. 金の買取相場の変動要因は?


 

 

 

金の買取相場は、

・需給バランス
・米ドルの価値
・地政学リスク(戦争やテロ、大企業の倒産等)
・インフレ、デフレ
・中央銀行の売買動向

などによって変動します。

金を少しでも高く売るためには、これらの状況を定期的に確認したうえで、タイミングを見計らって査定依頼をすることが大切です。

 

 

 


2. 金の買取業者を選定するポイント7選


 

 

 

いざお手持ちの金を売却しようとする際、沢山のお店があり、どこで売ればよいのか迷ってしまうかもしれません。

安心して信用できる買取業者にお願いする為に、買取業者を選ぶポイントを紹介していきます。

 

 

 

2-1 金・貴金属に詳しい鑑定士・査定士の在籍

 

 

 

金製品など貴金属の査定には、専門的な知識が必要となります。そのため、売却の際には金製品に対する知識が豊富であり、価値を正しく評価することができる査定士にお願いすることが重要です。そのようなスタッフが在籍していないお店の場合、正しい査定額を提示してもらうことができないかもしれません。

 

経験豊富で専門的な知識のある査定士に売却を依頼すると、査定額についての説明を詳細に受けることもできるため、納得して売却することができるでしょう。

 

又、宝飾性のある金製品・装飾などがみられるブランドの貴金属製品の場合は、単純に貴金属としての査定ではなく、それらに加えて総合的に評価された査定額となることが多いです。そのため、あらゆる視点で査定してもらえるような、ブランド品の買取も経験豊富であるお店を選ぶとよいでしょう。

 

 

 

2-2 見積もり・査定してもらう手数料がかかるかどうか

 

 

 

金の買取業者を選ぶとき、相談や査定を無料で利用できるところが望ましいですね。

 

買取手数料がかかるかどうか、かかる場合いくらなのかを把握しておくことも重要です。買取価格が高かったとしても、多くの手数料をひかれてしまうと実際の買取金額は低くなってしまう為、認識しておく必要があります。

 

複数の店舗で比較査定する場合、手数料無料のお店を選ぶと費用を抑えることができます。きちんと説明を受け、納得した査定金額で売却する事が大切です。

 

 

 

2-3 信頼できる業者なのか

 

 

 

金の買取をお願いする際、信頼できるお店を利用したものですね。確認方法の1つとして実績などはお店のホームページで見ることができるのでチェックしてみましょう。

・事前予約なしの訪問買取をしていないか

・買取実績

 買取実績が豊富であれば比較的信用性の高いお店だといえるでしょう。

・実店舗があるかどうか

 実店舗を構えているお店の場合、対面買取の為、直接やりとりが可能である上、質問などその場でできるので安心できるでしょう。

 

 

 

2-4 金相場に沿った査定かどうか

 

 

 

事前に価格相場を確認しておくことも大切です。相場は日々変動するため、値動きを見ながら売却のタイミングを見極めるとよいでしょう。

買取業者は日々最新の相場価格を基準として買取価格を更新し、査定金額を提示しています。お店のホームページに、当日の買取価格を公表してるお店であれば、来店前に大体の買取価格を自分でもイメージできる為、信頼できるお店といえるでしょう。

※「買取相場」の場合、実際の買取価格と異なることがある為、事前に電話で問い合わせてみるのもよいかもしれません。

相場は世界情勢や経済状況など総合的な要因によって変化するため、最新のニュースもチェックしておくと安心です。

 

 

 

2-5 スタッフのサポート内容が充実しているか

 

 

 

買取方法や査定についてきちんとサポートしてくれるお店かどうかもチェックしておきたいポイントです。

買取額や査定の内容に納得できない場合、「売却しない」という選択をすることがあります。そのような時、なぜそのような査定額になったのかを明瞭に説明してくれたり、相談に乗ってくれるようなお店だと安心して利用できますね。査定料無料・キャンセル料などかからないかどうかも確認しておきたい点です。

 

 

 

2-6 必要な書面を作成してくれるか

 

 

 

金や金製品買取の際、希望した場合に必要な書面を作成してもらえるかどうか、という点もポイントです。出張買取の場合には特に、法律により必要書面の作成が義務となっています。

※現在当店では出張買取は致しておりません。

 

 

 

2-7 ネットの口コミは良好か

 

 

 

お店を利用する前に、買取業者の口コミや評判をチェックするのもよいでしょう。

昨今ではGoogleマップなどでお店の名前を検索すると、口コミなどを手軽にみることができます。利用者の実体験に基づいた感想なども投稿されている為、全てが正しいかの判断は難しいですが、参考にするのもおすすめです。スタッフの様子や査定についても情報が得られるかもしれません。来店する前に少し雰囲気がわかると安心できますね。

 

 

 


 3. 売却できる金の特徴は?


 

 

 

では次に、売却できる金の特徴について、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

3-1 インゴット

 

インゴットというのは、金属を型に流し込み、固めたものを指します。

一般的には、

・金の延べ棒
・金塊

などと呼ばれています。

ただ、インゴットには偽物も比較的多く出回っていますので、買取に出す前に専門の業者に査定をしてもらい、本物かどうかを確認しておくようにしましょう。

 

 

 

3-2 K24

 

金の純度が99.99%のものをK24、あるいは純金と呼びます。

純金は、金の中で最も価値が高く、高額買取に期待できます。

ただ、純金は他の金に比べると柔らかく、傷がつきやすいという特徴を持っているため、アクセサリー等の加工にはあまり向いていません。

このようなことから、

・金貨
・インゴッド

として使用されることが多いです。

 

 

 

3-3 K18

 

K18というのは、金の割合が75%以上のものを指します。

こちらは、先ほど紹介したK24と比べて加工しやすいため、

・ネックレス
・指輪

などの素材として用いられることが多いです。

K18は、K24と比べると価値が落ちますが、それでも比較的高額な買取金額になることが予想されます。

 

 

 

3-4 K14

 

 

K14というのは、金の割合が58.5%となります。

そのため、K24、K18よりも価値は下がりますが、買取に出すことは勿論可能です。

 

 

 

3-5 K10以下

 

 

K10は、金の含有量が半分以下になりますので、期待したほど高額にはならないケースもありますが、重量があるものや品物によっては高額買取となります。

また、

・有名ブランドのアイテム
・デザイン性に優れたアイテム

などの場合、品物自体に価値が付くケースもありますので、一度査定に出してみることをおすすめします。

 

 

 


 4. 売れない金があるって本当?


 

 

 

金の中には、売却できないものも存在しています。

以下、ほとんどの業者で買取ができない金の種類について、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

4-1 危険物に使用される金

 

 

刃物やライターなど、危険物に使用されている金については、取り扱いにライセンスが必要になりますので、業者によっては断られてしまうケースがあります。

このような金を売却したいと考えている方は、事前に問い合わせたうえで、買取可能かどうかを確認して置くようにしましょう。

 

 

 

4-2 お金

 

この記事を見ている方の中には、

「日本政府発行の金貨を買取してもらいたい」

そう考えている方もいるでしょう。

ただ、お金として活用できる金貨の買取は「貨幣損傷等取締法」に抵触してしまいますので、再精錬して使用することを目的としている業者に売却することはできません。

多くの買取店などは、金貨として買取してくれるので、査定金額に納得できれば売却するのがよいでしょう。

昔の日本の金貨などプレミアムの付いているものがあります。気になるものは一度査定に出してみるのもいいかもしれません。

 

 

 

4-3 工業製品

 

工業製品に使われている金は、売却すること自体は可能なのですが、専門の業者でないと買取してもらえないケースもあります。

また、工業製品に使われている金や比較的量が少なくても、しっかりと適正に査定しお買取りしてくれるお店もありますので何店舗かお問合せをいれてみるのもよいかもしれません。

 

 

 


 5. 金をできるだけ高く買取してもらうには?


 

 

 

では次に、金をできるだけ高く買取してもらうためのコツについて、詳しく解説していきます。

 

 

 

5-1 相場をチェックする

 

 

先ほども解説したように、金は様々な要素によって日々価値が変動しています。

価値が低い時に売却してしまうと、買取金額も一気にダウンしてしまうのです。

大切なのは、レートが上がっているタイミングで売却することです。

インターネットで検索することによって、金の価格チャートを簡単に調べられますので、定期的にチェックしておくようにしましょう。

 

 

 

5-2 信頼できる業者を探す

 

 

金を買取に出す場合は、信頼できる業者を見つけることが大切です。

中には、

・重量をごまかす
・安く見積もる

というような悪質な業者もいますので、慎重に業者探しをしていきましょう。

また、優良な買取業者だったとしても、

・広告費
・装飾費
・人件費

など、経費をかけすぎているようなお店は避けた方が良いかもしれません。

なぜなら、利益を経費に回すため、その分買取金額が下がってしまう可能性があるからです。

 

 

5-3 刻印の有無を調べる

 

売却したい金製品の純度が分かると、おおよその買取金額を自分でも予想することができます。例えば、喜平の金ネックレスなどは18金であることが多いです。金製品の品位と大体の重量がわかれば、入店前に計算しておくことができます。お手持ちの金製品に直接刻印が打たれていることがほとんどで、「K24」や「K18」というものを確認することができるのではないでしょうか。刻印を認識しておくと、あまりにも低い査定額を提示された場合に判断が付きやすいため、可能であればチェックすることをおすすめします。

 

 

5-4 付属品の持参は必須

 

保証書や鑑定証などは金製品の品質や金の純度が表記されている為、より正確に査定してもらえる可能性が高くなります。また、箱などの付属品や、購入時の伝票・修理した際の書類などもあればよりよいでしょう。売却しようと考えている金製品に関するものは、いっしょに持参してみましょう。

 

 

5-5 ほかの金や貴金属があればまとめて査定してもらう

 

金製品を高く売る為に、プラチナ製品やブランドジュエリー、ブランド品など、金以外の貴金属や品物もあればいっしょに査定をしてみるのもおすすめです。まとめて査定をお願いした場合、査定金額がより高くなる可能性があります。条件やキャンペーンなどはお店により異なるので事前に確認してみましょう。

 

 

 


 6. 金を売却する際の流れ


 

 

 

一般的な買取店で金製品を売却する際、店頭買取での査定や買取の流れはどのようになるのかを説明していきましょう。

1.  金製品を売却する買取店へ入る

2.  スタッフ・査定士により品物を査定してもらう

3.  査定金額が提示され、買取額や買取依頼の金製品などについて説明を受ける

4.  提示された査定額に納得した場合は売却。書類に必要事項を記入

5.  査定金額の受け取り 

大体の流れが分かっていると、より安心してお店を利用することができるかもしれません。

 

 

 


 7. 金を売る際に必要なもの


金製品や金などの貴金属を買取に出す場合、本人確認ができるものなど、必要書類を持参する必要があります。

 

 

 

7-1 身分証明書

 

 

本人確認書類

個人が買取店で金製品などの貴金属を売却する際、古物営業法により売主の本人確認ができるものを持参しなければなりません。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートといった身分証明書も、忘れずにもっていきましょう。

 

 

 

7-2 登記事項証明書および印鑑登録証明書

 

 

 

法人として金製品を売却する際は、登記事項証明書や印鑑証明書などの書類提出が求められます。これらの書類は「発行されてから6カ月以内」といった期限が定められている場合もあるため、あらかじめ確認しておく必要があります。また、入店する本人の身分証明書も提示しなければならない為、併せて用意しておきましょう。

 

 

 

7-3 親権者の同意書

 

 

 

基本的に18歳未満の未成年者の場合は貴金属の売却はできません。多くの買取店では、18歳未満・高校生の利用は不可となっています。未成年者でも、18歳以上・高校生以外の場合、保護者の同意書を用意すると買取可能となることがあります。同意書の書式などはお店により様々な為、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

 

 

蔵屋橘は、大手買取店のように莫大な広告宣伝費をかけておらず、尚且つ最小人数での運営を行っています。

また、フランチャイズではないためロイヤリティがなく、尚且つ地代家賃もかかりません。

これにより、大幅なコストカットを実現していて、その分を買取価格に還元することが可能となっているのです。

「金をできるだけ高く売りたい」

とお考えの方は、当店までお気軽にご相談ください。

 

 

 

 


 8. まとめ


 

 

金というのは、採取量に限りがある希少性の高い素材です。

場合によっては、購入時よりも高い金額で売れるケースもありますので、守りの資産として世界中の人々から人気を集めています。

金を高く売るためには、相場や経済の動向などをこまめにチェックしておくことが大切です。

また、業者によっても買取金額が変わってきますので、実績があり、信頼できる業者を選定していかなければなりません。

「どの業者を選べばいいかわからない」

「高額買取を売りにしている業者を選びたい」

とお考えの方は、蔵屋橘までお気軽にご相談ください。